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諸般の事情で、1日半お休みをいただきました(受注担当、修理業務は通常通り)。
エリアル51 という会社。ドイツの片田舎の小さな事業所ですが、リックはドイツのアンテナデザイナーとして
とても評判のアマチュア無線家です。
アンテナを自作するのは洋の東西を問わず、コアな方っていらっしゃいます。リックはドイツ、スパイダービーム社の技術顧問であり、その彼が多くのDXペディション用アンテナの設計を手がけ、親会社も 国内でのスパイダービーム公認の総代理店(独占販売契約)となって以降、情報交換を進めてまいりました。
スパイダービーム社で最も優れた品質を誇る、HDポール。世界の家や、DXペディション、移動運用、通信設備、大学、研究所等で使われ、直営店である当店では、スパイダーポールHDとして、通信用絶縁伸縮ポールとして販売しておりますが、この強化型グラスファイバー繊維のみ使用した贅沢な、伸ばして12mのスパイダーポールHD12mに見合った、また、アマチュアや受信愛好家のみなさまに「このポールに適した重さを計算し、一人で無理なく簡単にたてられるマルチバンドアンテナ」を構築したのが、404ULアンテナです。日本でも、IOTA(島移動)、SOTA(山移動)にもユーザーが増えてきました。

UL_Aerial51logo.jpg
ロゴマークはUFOのよう。
UL404MatchboxRope.jpg
基本的に、給電点が中心から片側にずれたところにある、オフセンター給電タイプのワイヤーアンテナです。原型はいわゆるWindomウインドムアンテナなのですが、 これを【極限まで軽量化】志向、移動運用志向に特化した新しいワイヤーアンテナです。
重量配分を十分に設計に反映させた結果のひとつが、写真の404ULアンテナ専用設計のバランです。耐圧200W PEPのバランとしては薄型な耐候性バランボックスです。名刺の2倍くらいの大きさ、厚さも1.5㎝。 とにかく軽いため、スパイダーポールHD12mの先端から一段下、2段目のセクションにロープやケーブルタイで固定します。
 
UL404Up.jpg
全体像です。長さは一番低い周波数が7MHzですので、全長は約21mとなります。
UL404Scheme.jpg
マルチバンドに載せるためにリックが得た絶対的長さがこの図になります。スパイダーポールHD12mの地上から11mのところに、上述のバランを付け、左右約14mの位置にむけて、降ろしていきます。これで左右の先端がそれぞれ6m高、4m高と大地に対し、必要十分な高さができます。同軸ケーブルは、ポールから離れて負荷とならないよう、ゆるやかに、ポールに巻いて降ろします。
UL404SWRtable.jpg
このアンテナが如何にギリギリまで追い込んでいるかお解り頂けるでしょう。SWR2以下では200W PEP(SSBなど)そのまま使えます。 7MHz帯、14、21、28MHz帯に50MHzまで404UL一本で即運用できるのです。
トランシーバーは、移動では50Wですので十分な耐圧設計で、固定では100W機に、RM ITALYのHLA150Vなどで150W程度は十分にSSB、CWで楽しめます。
SWRが4以下のバンドは、当店ではMFJ-929MFJ-993Bといったオートチューナーや小型のマニュアル(手動)チューナー MFJ-949E,MFJ-902Bが重宝します。これらの17m(18MHz)、12m(24MHz)というWARCバンドはSWRを下げれば十分に運用でき、DXとも交信できています。
ウインドムアンテナは一般に、30m(10MHz帯)は同調が難しいポイントで、404ULも10MHz帯だけはSWR6ですがこれは、国内製チューナーでは及ばず、 広範囲のインピーダンスに適応できる海外製ATU、マニュアルチューナーに軍配が上がります。75W(SSB)に絞って運用できます。

UL404SWRAllHF.jpg
このグラフは上図と同じで、横軸に周波数、縦軸にSWRを測定した結果です。当店のテストでもほぼ上図、このグラフと同様です。

□ ユーザーレポート □
404ULは瀬戸内海の島から運用されたユーザー様のレポートでも、当方のテスター様でも、無調整、ATUなしで、上記の4バンドが運用でき、WARCはATU、マニュアルチューナーで解決しています。すべて11mに給電部をもっていきますが、10mポールの先が太ければ、同軸を多めにポールに巻いても同様に使えたということです。また、設計通りエレメントの切り貼りは不要です。

UL404SWR40m.jpg
UL404SWR20m.jpg
UL404SWR15m.jpg
UL404SWR10m.jpg
UL404SWR6mRef.jpg

同軸ケーブル、エレメントも、視認性の低い、ステルス仕様で、目立たないように選りすぐっています。
同軸ケーブルは国内ではレアなRG174系ですが特殊な同軸で、1.5D2Vほどの外径ですが、減衰率は3D2V以上と同等の低損失軽量ケーブルです。また、ワイヤーも国内にはない、0.6mm径のSS撚銅線、PE被覆ですので細いが強い!そして、軽いです。これだけのアドバンテージがあって、わずか400gです。期待の404ULアンテナ。Made in Germany
参考 海外で使われているロープの一例は こちら と こちらで。 ロープやワイヤー止めは こちら
西日本ハムフェアにも持参します。
店長から
移動やご自宅で20-100W機で使っていただきたい一品です。


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2017.02.22 Wed l OCFD 非中央給電ダイポール l コメント (0) トラックバック (0) l top
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